HP仮のヘッダー
響極堂
手指関節炎
ギター弾きとヘバーデン結節
ヘバーデン結節とは手指の第一関節が炎症を起こし、変形して固まってくる病気である。
女性に多く発症するらしいが、どういうわけか１０年くらい前に発症してしまった。
両手指の人差し指、中指、小指がやられてしまった。
特に左手小指の変形がひどく、反らせることができなくなり、たまに関節がひっかかったように動きにくくなる。
１フレットセーハのBbコードみたいに、人差し指でセーハしたまま２フレット上の２〜４弦だけを第一関節を反らせた薬指でセーハするコードフォームがある。
↓こういうの
以前は薬指の代わりに中指でも小指でもできたんだが、第一関節が反らなくなったため、これができなくなった。
中指第一関節を反らせて使うコードフォームはいろいろあるのだが、これがほとんどできなくなってしまった。
とくにコードソロを考えるときに相当制約が増えてしまった。
加えて親指付け根の関節もよくおかしくなり、２時間くらいギターを弾いていると力が入らなくなってくる。
数年前のライブ本番中、それも自分のコードソロの途中で突然左手親指の力が抜けてしまい、数秒間弾けなくなってしまったこともある。
今はだいぶ治まってきたようだが、年に２〜３度はどこかの指関節が腫れてくる。
温めたり、冷やしたり、マッサージしたり、２〜３週間いろいろしているうちに腫れも引いてくる。
もう人前でギターを弾くことはやめようかと思ったこともあったが、かのジャンゴ・ラインハルトは左手指２本が動かないのにあれほどのプレイをしたんだから、何ほどのこともない。
できる範囲で弾き続けよう。
加えて、最近は前腕外側の筋肉に痛みが出たり、力が入らなくなることが多くなった。
接骨院で診てもらったら「テニス肘」だそうだ。
テニスなんぞやったことないし。
ネットで見たらギター弾きもよくかかるようなので、「ギター肘」とも呼んでいただきたい。